リフォーム情報
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- 屋根カバー葺き工事
ご依頼の背景
11年前に屋根と外壁の塗装工事をさせていただいたお客様です。
数年前、お客様の屋根材が「コロニアルネオ」という製品であることが判明しました。
ハウスメーカーからの報告はなかったとのことですが、この材料は塗装によるメンテナンスを行っても割れやすく、現在は生産中止となっている製品です。
その旨を正直にお伝えしたことが、今回のご依頼のきっかけとなりました。
課 題(ビフォー)
お客様にとって、新築時にそのような屋根材が使用されていたこと自体がショックであり、さらに弊社で塗装工事に費用をかけたことも重なり、二重のショックを受けられたことと思います。
対策としては、カバー工法または葺き替え工事が最適ですが、お客様は太陽光パネルを設置されているため、工事に伴うパネルの脱着費用が追加で発生するという費用面での課題がありました。
提案&対策
工事のタイミングに応じて、以下の2つの方法をご提案しました。
•なるべく早く工事を実施できる場合 → カバー工法を推奨
•2~3年先になってしまう場合 → 葺き替え工事を推奨
また、どの時期に工事を行う場合でも、屋根材は金属系ではなく、グラスファイバーとゴムのハイブリッド製品をお勧めしました。
その理由として、
1.金属製の屋根は、長期間太陽光パネルを設置すると、雨漏りのリスクが完全にはゼロにならないこと。
2.定期的なメンテナンス費用がかかること。
これらの点を考慮し、より耐久性が高くメンテナンス負担の少ない材料を選択することを提案しました。
着工&施工(アフター)
工事完了後は、ドローンによる空撮を実施し、お客様に仕上がりをご確認いただきました。
その結果、期待通りの工事となり、仕上がりにも大変ご満足いただけました。
今後もアフターサポートをしっかりと行い、末永いお付き合いをさせていただければ幸いです。